その3 彦根城

さて、彦根駅に到着してから3時間ちょっと経過したこの頃モーレツに後悔していたのが、荷物を駅のコインロッカーに置いてこなかったこと。
ちょっとしたバッグにコロコロのついたキャリーバッグを持ってきたのだけれど、舗装された路面ならまだしも、重いキャリーバッグを持ったまま彦根城に挑むのはあまりに酷。



なんせ、こんな急な階段が続くのである。しかしここまで来たら引き返すわけにはいかない。



天秤櫓。長浜城から移築したといわれているらしい。



石垣のラインが美しい!



太鼓門櫓



階段を登って登って、ようやくたどり着いた天守閣!これは京極高次の大津城から移築されたと言われているそう。
さて、いざ天守閣へと登ってみたのですが、これがもう強烈に大変。梯子のような階段を、片手にキャリーバッグを、片手に階段を掴みながら喘ぐように登ること三度。ようやく天守閣最上階へ!
最上階は思ったよりは広く、琵琶湖を望む景色は見事の一言。


本当は玄宮園などへも足を伸ばしたいと思っていたのですが、時間の関係上名残を残しつつ駅へ急ぐことに。



天秤櫓を下の角度から。
石垣の積み方に二種類あることが気になっていたのですが、帰宅後調べてみると安政年間に天秤櫓の大修理が行われ、その際に約半分の石垣が積みなおされたのだという。
天守閣の石垣の積み方は牛蒡積み、上の天秤櫓の下に見えているのが落し積みという積み方。強度としては牛蒡積みのほうが高いのだそうだ。



急で長い階段。よくこれだけ登ったものだ。この時点で手が千切れそうに。



お堀の外から彦根城博物館を見る。彦根藩の政庁だった表御殿を復元したもので、新しいものだけれどもとても見事。


彦根城を後にし、米原へ向かうため彦根駅へ。
ゆるキャラまつり見てみたかったね、ひこにゃんに会いたかったね、などとハギと話していると、駅前になにやら緊迫した空気が!



なんかいるー!!


愛想ふりまいてくれてるー!!


でも・・・君は誰?


後で調べたらしまさこにゃんだったことが判明。近くにズームイン朝の取材クルーもいたので、出演していたのかもしれない。


イチ