浅草散策その3 浅草寺

大黒屋を後にし、人ごみでごった返す仲見世を抜けて浅草寺へ。

宝蔵門。なんと瓦はチタン製なんだそうです。これによって屋根の総重量が従来の1/8になったのだとか。見た目はまったく普通のかわらと変わりません。
1964年、富山の小作農から力士(!)を経て大谷重工業を設立し、戦後は星新一の実家星製薬も傘下におさめ、ホテルニューオータニの創業者となった大谷米太郎夫妻の寄進によるもの。



本堂。ご本尊は推古天皇の御世、西暦628年に漁師の網に掛かって引き上げられたという聖観世音菩薩像だそうなのですが、これは大化元年(645年)より完全な秘仏となっており、先日までのご開帳で拝むことの出来たものは平安期に作成されたいわゆる「お前立ち」のご本尊なのだそうです。
国宝だった慶安2年(1649年)の旧堂が東京大空襲で焼けた後、昭和33年(1958年)に再建されて今年で50周年という記念の年にあたります。



五重塔。本堂と同じく、東京大空襲で焼けてしまったものを昭和48年(1973年)に再建したもの。
以前は本堂の西側にあったそうなのですが、現在は東側に場所を移しています。


しかし神社仏閣巡りは面白い(と言っては不謹慎?)。
ご朱印帳でも作ろうかしら?

イチ